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フランスで人気のフリーマーケット30選

フランスの蚤の市
EMEAの欧州担当 at フリーマーケット情報

アンティークバイヤーのみさきです。好きな言葉は「百聞は一見に如かず」

世界有数のアンティーク・マーケット

毎年、フランス全土で、裏庭で開催されるガレージセールから町全体を巻き込むような大規模な蚤の市まで、毎年15,000ものブロカントが開催されています。

「ある人のゴミは別の人の宝物」という考え方は、フランスでも確かに当てはまります。 蚤の市はフランス文化の大きな一部であり、国民的趣味と言っても過言ではありません。

蚤の市は、数時間フランス文化にどっぷり浸かることができる絶好の機会です。ダイヤの原石を探すスリルが好きな人にも、中古の掘り出し物を物色したい人にも、誰もが楽しめるものがあります。

しかし、商品には値段がついていないことが多く、値切ることが予想されます。掘り出し物を見つけたいときは、もっと小さな蚤の市や露店市、さらにはビンテージ品や中古品のブロカント・セールがおすすめです。

フランス語のフレーズをひとつだけ覚えるなら、”désolé, c’est trop cher”「申し訳ありませんが、高すぎます」でしょう。出発点としては、あなたが本当に支払う用意がある金額よりも少し低い金額を提示するのがよいでしょう。

場所、価格帯、品物の質などを念頭に、見逃せないフランスの蚤の市をご紹介します。

クリニャンクール蚤の市(サント・オーエン)

パリの有名な蚤の市の1つ。 150年以上にわたって運営され、7ヘクタールの敷地に15のマーケットに2,000以上の出展者が集まります。アンティーク商、衣料品商、露天商が軒を連ね、掘り出し物を見つけるには絶好のスポットです。

ヴァンヴの蚤の市 / Marché aux Puces de la Porte de Vanves

一年中開催される週末の蚤の市で、約400店舗が出店しています。 18~19世紀の家具やオブジェ、アール・デコ、50年代レトロ、工具、ガラス食器などの食器類、古着、アンティーク・ジュエリー、古書、コイン、ミリタリーなど、さまざまなジャンルの商品が並ぶびます。

アミアンのグランド・レデリー蚤の市 / Grande Rederie Amiens

年に2回、10月の第一日曜日と4月の第二日曜日に、アミアンの通りは、2000人近いプロやアマチュアの中古品販売業者たちによって賑わいます。

ピュース・ド・モントルイユの蚤の市 / Puces de Montreuil

パリ20区、パリとモントルイユ(93)を結ぶ環状道路の端にあるモントルイユ蚤の市。1885年にオープンしたパリで最も古い蚤の市のひとつ。約300の露店が軒を連ねます。

アリーグル蚤の市 / Marché d’Aligre

パリ12区で安価な市場のひとつ。心地よい雰囲気を楽しむために街中からパリジェンヌがやってきます。

シャトゥーの蚤の市 / Foire de Chatou

オペラ座、シャトレ座、エトワール座からRERでわずか15分。アンティーク・ディーラーから掘り出し物を掘り出したいなら、印象派の島にあるシャトゥー(ルノワールが傑作のいくつかを描いた場所)に向かいましょう。

パリ以外も魅力がいっぱい

パリからさらに足を延ばせば、フランス全土の都市、町、小さな村で定期的に蚤の市が開かれています。

フイユの蚤の市 / Braderie de Houilles

毎年10月の第1日曜日に開かれるフリーマーケット。6マイルに及ぶ露店に1,000を超える個人・プロの出展者が集います。

ブラッドリー・ドゥ・リール / Braderie de Lille

知る人ぞ知る掘り出し物ハンターには見逃せない蚤の市です。毎年9月の最初の週末の2日間、中古品やアンティークの商人や売り手が、オブジェや本、装飾品などを提供します。

レ・ピュス・デュ・カナル / Les Puces du Canal

フランスで2番目に大きいこの蚤の市。リヨンの北に位置するヴィルアルバンヌで、木曜日から日曜日まで開催。ビンテージのスカート、珍しい雑誌、マイナーな巨匠の絵画などを見つけるのにぴったりのスポットです。

リル・シュル・ラ・ソルグ蚤の市 / L’Isle-sur-la-Sorgue

プロヴァンスのベニスと形容されるこのマーケットは、驚くほど多くのアンティーク・ショップがあることでヨーロッパ中に知られています。

クレヴクール・ル・グラン蚤の市 / Foire aux Puces de Crèvecœur-le-Grand

1970年から続くオワーズ地方のフリーマーケット。北フランス最大級の蚤の市。毎年アセンションの木曜日に開催。人口3,500人の村に北欧中から600以上の出展者と40,000人以上の買い物客が訪れます。

水辺の蚤の市「ピュス・ド・モンソロー」Puces de Montsoreau

毎月第2日曜日、何千人もの掘り出し物ハンターがモンソローの岸壁に集まります。

リニュロネーズ蚤の市 / Les puces ligneronnaises

毎年夏にサン・クリストフ・デュ・リニュロン(シャランから9km)で開催される大規模な蚤の市です。210の中古品業者、60の美術工芸品業者など、多数の出展者が参加します。

レ・アール蚤の市 / Brocante des Allées

フランス南西部最大の中古マーケットで、100を超える出展者が3日間にわたり、あらゆる予算に応じた珍しい品々を販売します。

ルエンネ蚤の市 / Puces Rouennaises

パリから1時間半足らずのルーアンで開催される年に1度の蚤の市。約12,000平方メートルの会場に、フランス、ベルギー、オランダ各地から200もの中古品ディーラーが集結します。

アヌシーの蚤の市 / Marché de la Vieille Ville d’Annecy

フランス東部のオート=サヴォワ県にあるアヌシーでキャンプ休暇を過ごす方は、地元の人々と触れ合う絶好の場所です。

ニース・サレヤ広場の蚤の市 / Cours Saleya

フランス・リビエラ地方を訪れるなら、ニースのマーケットは欠かせません。フラワーマーケットは特に有名ですが、その他にも果物や野菜、地元の手工芸品、グルメな特産品などの露店が並びます。フランスの最も絵になる市場100選にランクインしています。

マロイユの蚤の市 / Brocante de Maroilles

北フランス最大の蚤の市。33年の歴史を持つマロイユは、骨董品ディーラーなど600以上の出展者が参加。

オルレアンのフリーマーケット / MARCHÉ À LA BROCANTE – ORLÉANS

サントル地方の首都では、土曜日にアレクサンドル・マルタン大通りで蚤の市が開かれ、100以上の露店がさまざまな収集品を販売しています。

シャンボール蚤の市 / Grande Brocante de Chambord

毎年5月1日、シャンボール城の素晴らしい敷地で開催されるフリーマーケット。ロワール・エ・シェール地方で最も素晴らしいイベントのひとつで、フランス国内はもとより、ヨーロッパ各地から集まった500を超える出展者のアンティーク作品を見ることができます。

カンコンス蚤の市 / Brocante des Quinconces

年に2回、カンコンス広場で開催される蚤の市。約200のアンティーク・中古品販売店が2週間以上店を構えます。伝統的な生ハムフェアや、牡蠣やフォアグラなどの地方特産品など、美食の楽しみもあります。

ベランジェ大通りの蚤の市 / Brocante sur le Boulevard Béranger

毎月第4日曜日、トゥールのベランジェ大通りで開かれるフリーマーケット。約150の専門業者が出店し、サイドボードやタンスを飾る小物、アンティーク家具、昔ながらの玩具など、様々な品物が並びます。パリからトゥールまでは高速列車で1時間弱と日帰り旅行も可能です。

サン・マルタン運河の蚤の市/ Braderie du Canal Saint-Martin

毎年9月中旬にレンヌのサン・マルタン運河で開催されるフリーマーケット。リールの蚤の市に次いでフランスで2番目に大きな蚤の市だと言われています。3,000人以上のアマチュア、プロの出店者が集まります。

デュルタルの蚤の市 / Brocante de Durtal

年に一度、9月にボージョワ地方ドゥルタルの街で開催されるフリーマーケット。フランス全土から約300のディーラーが出店します。バラエティに富んだ品揃えと質の高さが特長です。

ヴィアーム広場の蚤の市 / Brocante Place Viarme

毎週土曜日の午前8時から午後1時まで、ヴィアルム広場はナント近郊の古物商の露店で埋め尽くされます。毎週開催される蚤の市に加え、年2回、大規模な骨董市を開催しています。

サン・トーバン蚤の市 / Marche aux puces de saint-aubin

フランス南西部で最も古い蚤の市のひとつで、トゥールーズで必ず訪れるべき土曜日の朝の蚤の市です。

ペゼナス・アンティーク・フェア / Grande Foire à la brocante de Pézenas

モリエールの町の中心で、1キロに渡って繰り広げられる蚤の市。5月の第1日曜日と10月の第2日曜日には、国道113号線沿いの約1キロにわたってアンティークフェア「グラン・デバラージュ」が開催されます。200以上の専門業者が出店。

マルセイユ・プラージュの蚤の市 / Puces brocante de Marseillan plage

130ほどの出店者が集まります。アンティークや小物、衣服などを求めて通路を散策するのが好きな人たちにとって、エロー地方では見逃せないものとなっています。ここでは中古品が新品の1/2から1/3くらい安く買えます。

マルシェ・ア・ラ・ブロカント / Marché à la brocante

毎週土曜日の朝、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンで開かれる蚤の市。80から100の業者が、陶器、アンティーク陶器、布地、ベッドカバー、農産物など、この地方を代表する様々な品々を販売しています。

カルパントラの蚤の市 / Puces Brocante Carpentras

カルパントラ郊外にあるフリーマーケット。町の中心部、観光局のすぐ裏にあるプラタン駐車場で開催されます。約200店が出店。プロの出店者から、自宅から小物を持ち込んで売る人まで、さまざまな出店者でごった返しています。

フランス旅行で押さえておきたい見どころ

フランスに10年以上住んで、ようやく「ヴィデグレニエ」と「ブロカント」の違いがわかったという人もいますが、ブロカント(brocantes)、ブラデリー(braderies)、ヴィド・グレニエ(vide greniers)、マルシェ・オ・ピュース(marches aux puces)などと呼ばれるフランスの蚤の市の歴史は、2世紀以上も前にさかのぼります。

ブロカント(Brocante)

アンティークな品々を集めた蚤の市。主にプロの売り手が主催しています。ブロカントでは貴重なアンティークが売られていることもありますが、フランスのアンティークショップで売られているような質の高いものではありません。

ヴィデグリエ(Vide-grenier)

ヴィデグレニエとは、文字通り屋根裏を空っぽにすることで、カーブーツやガレージセールに例えられるかもしれません。パリの各区では定期的にヴィド・グルニエが開催。ヴィド・グリエはブロカントほど洗練されていませんが、宝物はたくさんあります。近所のあぜ道や地下鉄の駅周辺に設置されることが多い印象です。田舎の片隅や小さな村でもよく見られます。4月から10月までがヴィデ・グリエのシーズンです。

マルシェ・オ・ピュース(Marché aux puces)

蚤の市の別名で、ブロカントと古着を組み合わせたものが多いのが特長です。

ブラデリー(Braderie)

一般的に町ごとに開催される蚤の市。アンティークと屋台、ライブ音楽を組み合わせたもので、観光客は買い物をしながら地元の文化を味わうことができます。

フォワール(Foire)

年に1、2回、決まった日に特定の場所で開催される「見本市」。小物や地元の食べ物、エンターテイメント、そして間違いなく掘り出し物がある一般的なセールです。

その他にも、より大規模なアンティークフェアやブロカントフェアが、年間を通してフランス全土で開催されています。その多くは、各都市の主要な展示会場で開催されます。

パリ・ミュージアム・パスの長所と短所

ヨーロッパのフリーマーケット

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