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フリーマーケットでお得に買い物をする9つのコツ

アンティークバイヤーのノリです。好きな言葉は「人はパンのみにて生くるものにあらず」。物質的な豊かさだけではなく、精神的な充足感も大切にしています。

多くの方から、フリーマーケットでの買い物のコツやガイドを作成してほしいというメールをいただきました。 ありがとうございます。

あらゆる人がオンラインで商品を販売していますが、実物を見ることに勝るものはありません。フリーマーケットには様々な種類があり、専門店でも手に入らないような掘り出し物が見つかります。信頼できる販売店では、年代や状態、長年にわたる修復の有無など、作品に関する豊富な知識などを喜んで提供してくれるはずです。

1. 事前準備

多くのフリーマーケットは巨大です。多くのブースを回れるように、InstagramやTwitterのハッシュタグをフォローして、口コミをチェックしましょう。

・出かける前に、どこに行くのか、会場はどれくらいの広さがあるのかを把握する。
・駐車場の場所を把握し道順を調べておく。
・ホームページで最新情報を確認し、イベントが開催されているかを確認する。
・家具を買う場合は、大きな車を用意する。

家具や電化製品を購入する場合は、メジャー、ドライバー、電池を必ず携帯してください。メジャーがあれば、家のサイズに合うかどうか、ドライバーと電池があれば、おもちゃや中古の電化製品をテストすることができます。

もし、あなたがホテルに泊まるのであれば、自分一人だけが行くのだと思わないでください。大きなフリーマーケットがある場合、宿泊施設はすぐに予約でいっぱいになります。事前に予約をしておきましょう。

 

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また、特定の家具を購入する予定がある場合は、自宅の設置スペースの寸法を測っておきましょう。玄関や階段のサイズも測り、購入する家具が玄関や階段に収まるかどうか確認しましょう。もし巻き尺を忘れた場合は、1ドル札が6インチであることをお忘れなく。

また良いものを手に入れるためには、相場を確認し価値を知る必要があります。フリーマーケットでは、5ドルの山積みのジャンクのアクセサリーの隣に25ドルのターコイズリングがあると不思議と高く感じてしまいますが、大型のショッピングモールでは、それが65ドルで売られていたということはよくあることです。

事前に欲しいものが決まっている場合は、出かける前にeBayでその欲しいものの価格をチェックしましょう。

好きだけど買えないもの(場合によっては、その価値以上のお金を払う気がないもの)もたくさんありますので、予算を決めておくのも大切です。

天気が悪くても落ち込まないで下さい。わざと天気の良くない日を選んで買い物をすると、他のビンテージハンターとの競争も少なくなり、いい物を手に入れられる可能性が高くなるのです。このように、事前に情報をまとめておくことで、自分が一番行きたいブースを効率よく回りながら、購入の目星をつけることができます。

2. 悪天候に備えよう

Tシャツなど体にフィットした服を着ていきましょう。ポケットがあるものを選ぶと、フリーマーケット内の地図や小銭を入れられるので便利です。古着を試着する場合は、重ね着をしましょう。フリーマーケットでは、更衣室はほとんどありません。

外見でお互いを判断するのは自然なことです。明らかに高価な服や、過度にスタイリッシュな服は避けた方がいいでしょう。自分の正確な情報を相手に知られてしまうと、それを利用されて不利な状況に追い込まれることもあります。質素に見せたるために、宝石類は家に置いていきましょう。

多くのイベントは屋外で行われます。日陰が少ないことが多いので、帽子やサングラスを持参してください。暑くなりそうなときは日焼け止めを持参しましょう。

フリーマーケットでの買い物は短距離ではなく、マラソンだと考えて下さい。特に人気のあるマーケットに行くと、サッカー場数個分の商品が並ぶこともあります。一日中立ちっぱなしになる可能性が高いので、履きなれた靴を履いてください。ビーチサンダルなどは避け、ランニングシューズなど、クッション性の高い靴を履くようにしましょう。

3. 現金を持っていくべし

フリーマーケットでは現金がものを言います。特に早朝は、お釣りを簡単に出せないディーラーもあるので、1ドルや5ドルなどの少額紙幣を中心に、たくさんの現金を用意しておくと便利です。多くのベンダーは、クレジットカードを使えません。あまり多くの現金を持ちたくない場合は、小切手を持参した方がよいかもしれません。

アンティークはたいてい一点ものです。一目惚れして買わなければ、二度と出会えない可能性もあります。サイズも形も色も完璧で、何かピンとくるものがあったら、「もし、私がその場を離れて、戻ってきたときにそれが売れていたら、後悔するだろうか」と自問し、その答えがイエスなら、迷わず購入します。

また、賑やかなマーケットにはスリも多いので、手の届かない安全なポーチに保管しておきましょう。

4. 食事

フリーマーケットに出かける前に、朝食をしっかりとり、水分をたっぷり補給しましょう。フリーマーケットに売店があっても、食べ物の選択肢はあまりないかもしれません。長蛇の列で値段も高いでしょう。お腹が空いたときのためにスナックと水を持参しましょう。ソフトドリンク、アルコール飲料、カフェインが含まれるものは、脱水症状を起こす可能性があるので避けましょう。

5. 早めに来れば品揃えが豊富で、遅く来れば掘り出し物が見つかるかも

「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、フリーマーケットでの買い物は特にそうです。早めに行けば、混雑する前に通路を自由に動き回れるので、売り手の商品を素早く見ることができます。品質、種類、在庫、価格をトータルで考えるなら初日の早めに到着することが有利になります。そして何より良い駐車場のスポットを確保できるので、開店時間前に行くのがベストです。

フリーマーケットに早めに入場すると、入場料が高くなることがよくありますが、真剣に買い物をしたいのであれば、その価値はあります。しかし、その逆もまた真なり。閉店間際は信じられないような掘り出し物を見つける絶好のチャンスだと考えてください。

特に家具のような重いものを扱う業者は、過剰な在庫を抱えるより安く売りたいと考えているので、展示会の最終日にもう一度行ってみてください。

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小さな懐中電灯やメジャーは、フリーマーケットで掘り出し物を探すときは必須です。

 

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6. 大きなもの、かさばるものの運び方を検討する

複数のかさばる品物をお店から駐車場の車へ運ぶために、ショッピングバッグ、ショッピングカート、または折りたたみ式のワゴンなどを持参すると、すべての商品を収納することができます。売り手によっては手伝ってくれる人がいますが、そう多くはありません。

かさばるものを購入する時は、まず、お店の人に預かってもらって後で受け取ることができるかどうか聞いてみましょう。ほとんどのフリーマーケットの出店者は、喜んでブースの片隅で預かってくれるはずです。ただし、買ったブースの場所を確認することをお忘れなく。


7. 気に入ったディーラーを先に見つける

目当てのものを確実に手に入れるためには、ぱっと店を見ただけで、自分が惹かれるものを売っているディーラーかを見分けることが必要です。私はいつも、見落としがないよう少なくとも2回は会場を歩き回ります。

フリーマーケットに行くとみんな一列目から見始めます。後方から前方に向かって歩くと、人が少ないので気に入ったものを手にいれるチャンスがあります。全く同じものを見つけても、お店の場所によって値段が違うという話も聞いたことがあります。メインエントランスから離れた後方にある出店者は、人通りが少なく視認性が悪いため、その分値引き率が高く、交渉の余地も大きいかもしれません。一方、市場の前方や側方の出店者は、利便性がいいので割高に価格設定していることがあります。

掘り出し物を見つけるには、既成概念にとらわれない発想が大切です。本当の掘り出し物は、段ボール箱の底や、テーブルの下に隠れていることもあります。売り手に探しているものを聞くと、まだ開梱されていない箱の中を探してくれることもあります。こういったことに時間をかけることで、見逃してしまいそうな宝物を見つけることができます。

店頭に並んでいる商品は、その店全体の在庫のほんの一部に過ぎません。プロのバイヤーは、名刺を持ち歩き、探している物を入荷したときに連絡をもらえるよう業者にお願いします。

安価な模造品に注意も必要です。もしそれがあまりにも安すぎると感じたら、購入する前に真贋を確認して下さい。ラベルやホールマーク、製造元の詳細があなたが思っているものと違うかもしれません。

数日間のフェアの素晴らしいところは、5日間毎日通っても、同じ商品を2度と見ることがないので毎日が冒険です。出店者は何日もかけて大量の品物を運んでくるので、わざとそうしているのです。

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毎回顔を合わせるベンダーと親密な関係を築きましょう。お気に入りの商品についての話をすると、入荷後に連絡をくれることがありますよ。

 

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8. 友人と行く

フリーマーケットでの買い物は、一人より二人の方がいいでしょう。友人や家族を連れてくれば、二手に分かれより多くの場所をカバーすることもできます。さらに買ったばかりの商品を運ぶ時、お互い助け合うこともできますし、セカンドオピニオンにもなります。できれば、アンティークのコレクターに同行してもらうと、新しく見つけた商品の品質や価値を正しく判断してもらえます。

 

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次のような戦略も効果的です。1人は、売り手に非常に安い価格を提示して行く。もちろん、断られその人は離れていきます。2人目がやってきて、さらに安い価格を提示します。売り手は自分の値段に疑問を持ち始めます。「自分は現実的な価格で売っているのだろうか」と。そして、売り手は、これまで受けた最低の提示額よりも高い価格を受け入れるかもしれません。

運良く探しているものが見つかることもあれば、何も買わずに帰ることもあります。いずれにせよ、楽しい1日にしてください。

 

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9. 価格交渉を恐れない

購入したいアイテムが見つかったら、いよいよ商談です。価格交渉に躊躇してはいけません。多くの場合、最初の価格より10%ほど安い値段で取引ができます。フリーマーケットやスワップミートの出品者は、10%から25%程度の値引きを要求されることを想定し、少し高めの値段を決めています。

どの程度の価格から交渉を始めるかは、何を買うかによって異なります。売りては、その作品を大切にしてくれる人に買ってもらいたいと思っています。

まず、適切な人と話してください。 交渉する権限を与えられた従業員を見極めるのは重要な部分です。最初のステップは、信頼関係を築くこと。世間話をすることでそれが可能になります。ディーラーは様々で、お金を稼ぎたい人もいれば、できるだけ早く処分したい人もいます。それを見極めることが大切です。

また、 たくさん買えば買うほど、相手も喜んで交渉に応じてくれるはずです。ディーラーは1個10ドルを望んでいても2個で16ドルと交渉できれば20%の節約になります。

大きな業者は小さな業者より高い値段をつける傾向があることを覚えておいてください。気に入った商品があれば、その場で購入するのがベストです。ベンダーが交渉に応じるかどうかは、需要やマージンなど、さまざまな要因に左右されます。あなたが最初に聞いた金額は、最安値ではありません。しかし、最終価格は、ベンダーの最初の提示価格から10%から15%は下げられるかもしれません。最初の提示価格より30%から40%オフくらいから始めることです。

下記のような質問をすることで、その商品についてより詳しく知ることができます。
How old is this? (これは何年前のものですか?)
Where does it come from?(これはどこから来たのですか?)

あなたの興味が本物であることを売り手に示すことで、より良い取引ができる可能性があります。ディーラーは、あなたをより手に入れたい気持ちにさせた上で、安く手放す気はないという印象を与えてきますので、その商品に対して極端に興奮したり、興味を示したりしないことです。

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一番やってはいけないことは売り手を不機嫌にさせることです。300ドルの作品に125ドルを提示したら、「出て行け」と言われるだけです。アイテムへの敬意を持って彼らに接しましょう。

家具などの大きなものであれば、リサイクルショップで買うよりも値段が高いはずです。元の場所から会場に持ってくるのに時間や手間がかかります。積み込み、積み下ろし、スペースの家賃を支払った後にセッティングをしています。交渉相手に共感し、その利害を理解することが重要です。

さあ、これでアンティークフリーマーケットでの買い物の仕方が分かったと思います。

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