暮らしに贅沢を届ける、世界の目利き
私たちの使命は、古物の流通を超えた、その先にあります。時を越えて愛される美しさと、日々の暮らしにそっと豊かさを添える、本質的な価値を。オンラインの向こうから、静かにお届けする――それが、私たちの願いです。
世界中の文化と歴史が息づく土地から、選りすぐりのアンティークを。ヨーロッパの深い歴史、アジアの繊細な文化。
そして、広大なアメリカ全土。西海岸のモダンな光、ニューイングランドの静謐な気品、南部フロリダの豪奢な邸宅街。それぞれの土地の個性を知り尽くした専門家が、現地で丁寧に目利きを重ねています。
各バイヤーは、その土地の「美を極めたマスター」として、陶器や家具、ジュエリーの物語、作り手の想いを深く受け止める「本質的な価値の探求者」です。
ここから、貴方の洗練された審美眼に応えるため、世界を駆けるマスターたちをご紹介します。貴方の暮らしに、そっと贅沢を添える、特別な物語を見つけてください。
私たちのグローバル・ネットワーク
東海岸の歴史を知る者が選ぶ、本質的な美
アメリカ東海岸――歴史と文化が折り重なる街並みに暮らし、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアを舞台に活躍するアンティークバイヤー、KAZU。
10年以上のキャリアを通じて育まれた審美眼と、現地で築き上げた確かなコネクションを土台に、彼が選び抜くのは、ヨーロッパの風格を宿したクラシカル家具、アールデコからミッドセンチュリーに至るデザイナーズピース、そして熟練職人の技巧が息づくファインジュエリー。
知性と品格を纏う逸品だけが、彼のセレクトを通過します。
KAZUが追究するのは、“モノを届ける”行為ではなく、文化的価値と暮らしの豊かさを提案すること。インテリアに物語と上質な時間をもたらす、深みのあるラグジュアリー。その志に共鳴する洗練された感性の持ち主たちから、揺るぎない信頼を集めています。
買付の旅では、歴史を重ねた名門レストランから、話題のガストロノミーまで、心ときめく地を巡るKAZU。そこで得たインスピレーションと味わい深い体験は、彼の審美眼に静かに蓄積され、選び抜かれる一点一点に、東海岸ならではの文化教養とエレガンスを宿らせています。
KAZUのセレクトは、空間を飾るためではない。暮らしそのものに“美の知性”を添えるためにある。
選ぶのは、美しいだけでは足りない“格式ある逸品”
アメリカ中西部――広大な大地に、オールド・アメリカの美意識と、ヨーロッパ由来の文化が優雅に交差する場所。
その静かなる豊かさを背景に、アンティークバイヤー MEGUMI は活動しています。
拠点とするのは、文化の薫り高いシカゴやセントルイス。
由緒ある歴史地区から、欧州貴族文化の影響を受けた旧家のプライベートコレクションに至るまで足を運び、10年の買付経験を通じて、陶磁器に対する透徹した鑑識眼と、美術工芸史への深い知識を磨いてきました。
彼女が手掛けるセレクションは、白磁に宿る気品と、絵付け芸術の真価を理解する方のためのもの。
マイセンをはじめ、王侯貴族に愛されたファインポーセリン、ロココの優美が息づくフィギュリン、名工によるアートピース、欧米の由緒ある窯の作品や19世紀のテーブルウェア、さらに文化的背景を語るミュージアムピース級のデコラティブアートまで。
いずれも、“時と美意識を受け継ぐ作品”ばかりです。
MEGUMIの哲学は、静かで揺るぎません。「磁器が纏う静謐な輝きを、その方の人生というギャラリーに迎え入れていただくこと。」
富裕層コレクターの審美眼にふさわしくあるため、作品の来歴、窯の歴史、時代背景、絵付け技法、職人の筆致や焼成のニュアンスに至るまで丁寧に読み解きます。希少性ではなく、“格”で選ぶ──それが、彼女の買付の矜持。
趣味である美術館・博物館巡りは、MEGUMIにとって感性の源泉。特に陶磁器の展示室では、作品が属する時代、王侯貴族文化、様式の変遷を丹念に紐解き、その知性と教養が、一点一点のセレクトに奥行きと威厳を与えています。
MEGUMIが届けるのは、ただ美しい磁器ではありません。次の世代へと語り継がれる“継承される芸術品”。所有する悦びとともに、時を超えて受け継がれていく、静謐なる美の体験なのです。
選ばれた空間にふさわしい、一点の輝き
TSUBASAが見つめる舞台は、単なるアメリカ南部ではない。パームビーチやマイアミの眩い海岸線、そしてテキサスやヴァージニアに点在する由緒ある邸宅街――“真の富と洗練が交差する場所”だけが、彼の領域です。
8年にわたり、TSUBASAは世代を超えて受け継がれてきた選ばれし邸宅のコレクションと対峙してきました。彼の眼差しが選び取るのは、ヨーロッパの香りを纏うクラシック家具、そしてハイエンド・ヴィンテージジュエリーが放つ、控えめで上質な光。
彼の哲学は、静かで揺るぎない。
「時を超えて人生を豊かにし続ける“本質的な価値”だけを選ぶこと。」
アンティークバイヤーという肩書きは、TSUBASAにとって“美の継承者”であることと同義。富裕層のプライベートコレクションに潜む物語に耳を澄まし、そこに宿る歴史と気品を、そっと未来へと手渡していく――その役割を担っています。
日々欠かさないランニングとトレーニングは、彼の精神を研ぎ澄まし、一切の妥協を許さない選定へと向かわせます。
美への探求は、鍛錬と哲学が支えているのです。
TSUSABAが選び、あなたのもとへ届く逸品は、流行の対岸に佇む、“あなたの空間に寄り添うパーソナルな物語”。
それは、真の富裕層だけが知る、静かなる贅沢。所有ではなく――“継承する美”という歓びを、ぜひ受け取ってください。
優雅なる継承、テーブルに物語を
アメリカ東海岸、ニューイングランド。端正な石畳の街並みが続くボストン、海風と歴史の香りが漂うロードアイランド。
古き良き邸宅と知性が息づくこの地で、NAOMIは静かに、美の本質を見つめ続けています。
彼女が追い求めてきたのは、ヨーロッパの品格とアメリカ伝統の温もりが溶け合う、“土と時間が紡ぐ物語”。
その選定眼が惹かれるのは、透明感ある白磁が凛と輝くファインポーセリン、
素朴さの中に詩情を宿すアーリーアメリカン陶器、
そして時を超え、テーブルに洗練を添えるデザイナーズ・テーブルウェア。
NAOMIの哲学は、繊細でありながら揺るぎません。
「日常のひとときを、芸術的な静寂と満ち足りた余韻で満たすこと。」
陶器を選ぶという行為は、彼女にとって“暮らしの美をデザインするアート”。ハンドメイドアクセサリー制作で磨かれた、微細なニュアンスを掬い取る指先と感性が、彼女のセレクトに唯一無二の深みと魂を宿らせています。
NAOMIが届ける一客の磁器は、ただのテーブルウェアではありません。それは、日常の食卓を「儀式のように美しい時間」へと昇華させる、静かな贅沢。
真の価値を理解する人の元へと受け継がれていく、優雅なる継承。テーブルを舞台に、あなたの暮らしにそっと品格としなやかな余白を添える――その洗練を、どうぞお愉しみください。
一つの出会いが、誰かの人生を彩る
アメリカ南西部。赤土の荒野と、どこまでも続く雄大な空が広がる大地。
そのスケールを相棒のピックアップトラックで駆け巡り、唯一無二の逸品を探し出すアンティークバイヤー、AKIRA。
彼が魅了され続けているのは、南西部が宿す“美とスピリットの原点”。
ネイティブアメリカンの精神が息づくクラフト、ミッドセンチュリーモダンの名作家具、
洗練された気品を纏うヴィンテージジュエリー、そしてウエスタンカルチャーの香りを運ぶコレクタブル。
時代を越えて心を捉えてきた、真に価値あるアンティークだけを追い求めています。
AKIRAの審美眼は、揺るぎません。
古いという事実ではなく、そこに宿る歴史・文化・作り手の想い、そして品が辿ってきた物語。
現地の空気に触れ、土地の文化と対話しながら選ぶことでしか得られない“出会いの手触り”を、何より大切にしています。
買付の旅は、彼にとって仕事であり、人生そのもの。
次なる運命の一点に出会うため、今日も南西部のハイウェイを走り続けます。
乾いた風、広がる空、力強い大地――そこから生まれた美を、ひとつの作品として受け止めるために。
AKIRAが届けるのは、大地と文化が育んだスピリット、そして心を震わせる物語。
南西部が秘めるワイルドで豊かな世界観を、洗練というフィルターを通し、日本へとそっと橋渡ししているのです。
受け継がれる美を、暮らしの中へ
MISAKI。彼女のフィールドは、芸術と歴史が息づくヨーロッパ全土。パリのアパルトマンで触れた洗練、フィレンツェの工房で見た職人技、そして英国カントリーハウスに宿る伝統の風格。10年の歳月をかけ、彼女はヨーロッパ文化の核心に触れ続けてきました。
選び抜くのは、王室御用達の格式を持つファインポーセリン、マイセンやセーヴルの手描きによる繊細な絵付け、そして貴族の晩餐会を彩ってきたシルバーウェアと調和するテーブルアイテム。
どれも、時代を超えて愛される“本物”だけ。
彼女の美意識は、優雅さの中に確かな基準を持っています。「美しい器は、暮らしにひとつの物語を添えてくれるもの。」
バイヤーという仕事は、MISAKIにとって、美の背景にある文化や精神性を読み解き、次の持ち主へ橋渡しをする役割。
日々のアフタヌーンティーの習慣は、彼女の審美眼を研ぎ澄ます大切な時間。一客一客が持つ佇まい、光の纏い方、絵付けに込められた感情を丁寧に味わうことで、迎えるべき家庭のイメージが自然と浮かび上がります。
MISAKIが選ぶアンティークは、飾るためだけの存在ではありません。暮らしにそっと寄り添い、日常を上質な時間へと引き上げてくれるパートナー。それは、テーブルを“整える”のではなく、人生の美意識を完成させる最終章なのです。
道具ではなく、空間の哲学
アメリカ西海岸。ロサンゼルスの眩い光から、シアトルに漂うミストまで――
コンテンポラリーな空気とアーティスティックな感性が交差する、この地を舞台に活躍するアンティークバイヤー、NORI。
11年にわたり彼が追い求めてきたのは、“美と用が、ひとつの姿に結晶した瞬間”。
富裕層の邸宅やプライベートレジデンスにふさわしい洗練を湛えた、陶器の真価を知る目利きです。
彼が惹かれるのは、静謐な存在感を放つミッドセンチュリーモダンの陶器、日本の美意識とクラフトマンシップが息づくスタジオ・ポタリー、そして、空間に格と落ち着きを添えるヴィンテージ・テラコッタ。
DIYから日曜大工まで、素材と構造を知り尽くした手と目があるからこそ、彼がセレクトする一品には、“佇まいの美”と“物語性”が宿ります。
NORIの哲学は、驚くほどシンプル。しかし、その研ぎ澄まされた一言が、彼の世界観を物語るのです。
「本物の美だけを、日常にそっと配置する。」
彼にとってアンティークとは、ただ所有するものではなく、暮らしの質を上げ、時間の流れに品格を添える存在。
空間に調和しながら、人生に静かな豊かさをもたらす――
NORIは、“美と生きる”という選択をする人のための、美の編集者なのです。
悠久の歴史を、あなたのコレクションに
メイ。 彼女のホームグラウンドは、中国・広州を起点とした広大で奥深いアジア大陸です。その活動は、悠久の歴史を持つ中国の古都から、東南アジアの静かな工房、そして日本の洗練された古美術市場へと広がります。
彼女が専門とするのは、数世紀の時を経て現代に蘇る、アジア独自の美意識。特に、明代・清代の精緻な青花磁器、日本の古伊万里や九谷焼といった希少な陶磁器、そして王族や貴族の生活を彩った宮廷様式の装飾品など、単なる骨董ではなく「文化の精華」と呼ぶにふさわしい逸品を厳選します。
メイの哲学は、「アイテムを通じて、アジアの歴史と叡智を継承すること」。
趣味である語学学習は、彼女にとって欠かせない探求の手段です。古文書を読み解き、現地のコレクターと直接深く対話することで、作品が持つ真の来歴と物語を掘り起こします。その知的好奇心と飽くなき探求心こそが、富裕層の顧客が求める「本物の信頼」を築く基礎となっています。
彼女が選び抜いた陶器は、空間に優雅さと落ち着きをもたらすだけでなく、貴方のコレクションに知的な奥行きを与え、時代を超越したアジアの叡智を語りかけるでしょう。
選び抜かれた歴史、その一品に
私たちのアンティークバイヤーは、それぞれの大地に根を下ろし、長年にわたり培った揺るぎない審美眼と確かな知識で、世界中の逸品を見極めています。
アメリカ南西部の荒野に息づくワイルドな美、東海岸の文化的深み、中西部に残る歴史の静かな香り、広大なアジアの悠久の時、そしてヨーロッパに刻まれた優雅な伝統――。
各地を舞台に、私たちは、それぞれの感性と経験を活かし、時代を超えて愛される本物の美を選び抜いています。
彼らが届けるのは、価値ある逸品です。
歴史と文化を背負い、暮らしに静かで洗練された豊かさを添える、“空間に息づく物語”です。私たちの目利きが選び抜いた逸品は、あなたの人生の一角に、静かなる贅沢と深い教養をもたらすでしょう。
そして、彼らバイヤーが紡ぐ物語の連なりこそが、世界を巡る美の旅路の、いま、ここでの確かな結晶となります。